以前、ウチで一緒に仕事をしていたスタッフから



ハガキが来ました。



今は彼女は長崎に行っていて



最近結婚されたのです!





とても幸せそうな彼女の写真を見て



僕もとても嬉しくなりました 楽しい





努力家で前向きでとてもすばらしい人だったので



一緒に仕事していてもとても楽しかったです。







今もそうなんですが僕はなぜか



一緒に働く人やお客様との出会いには



恵まれてるんですね・・・



僕には全くないものを皆さんが持って来られて



勉強させられます 悲しい





とても嬉しい日でした。


セニングシザーというのがあります。



いわゆる『 スキバサミ 』 というやつです。





これにも櫛刃の目数や形状などに種類がいろいろあって



30%カットとか、15%カットとか、5%カット



カット率が違いますよ・・・なんていって売ってるワケです。



でも櫛刃の間に挟まった髪の毛を棒刃が押し込んで切断



する原理なんだから考えたらおかしな話なんですよね。







例えば、櫛刃の溝に30本の毛が挟まるスキバサミで100本の



毛束をはさんだ場合、切断される髪は30本ですから



これは比率的にはそのまま30%カットですね!







でも1000本の毛束であろうと500本の毛束で



あろうとも、どんな本数の毛束を持ってこようとも



やはりそのハサミの1回の開閉に



切断される髪は30本なんだから



カット率30%のハサミなんてありえないわけです!



30本以上は溝に挟まらないんだからね・・



切られようがないわけです・・・・





結局イメージだけなんですね。ショック





当たり前の事なんだけど、実は売られてるモノって



結構ウソが多いですね。 しょんぼり

まぁ美容室というとハサミを使うわけですが



これをメーカーに研いでもらうわけです。



僕なんかは割りとマメに研ぎに出していたんですが



要するにわかったことは研ぎ方が悪いんですよね!



すぐに切れなくなってしまう!



または切れ味が長持ちしない・・・







ハサミを研ぐというと、ハサミを光らせるとか



輝かせるとかそーゆー事とは違うわけなのに悲しい



やたらキラキラさせたり、湯走りのようなものまで



付けてきたりするメーカーもあります。(日本刀じゃないんだから)



結局変ないじり方をして刃を小さくしてしまったり、



ネジを触って調子をかえてみたりしてあるものもあります。



(ネジじゃなくて刃を研がなきゃね・・・)





で、ひょんな事から東北の研ぎ屋さん(個人の方)



に出したのですがホントにビビリました。



『 こんなにうまい人がいるんだ・・・』



という感じ。



なんといっても購入した新品の時より切れますからね。





僕の場合同じものを2本買って使う癖があるんで



よくわかるんですがまったく同じ2本のハサミ。



製造メーカーの研いだのとその方が研いだのは



ルーペで見てみると刃付けから変わってしまっている。



もちろんメーカーの初めの刃付け通りに研ぐのを良し



とする考えもあるんでしょうけど、明らかに



前よりも切れます。



もちろん研いだら前より切れるのは当たり前で



今までもそれはそうでしたけどレベルが違うんです!



まぁ厳密にいえば刃付けがまったく変わっているということは



もう違う刃物になっているということ。







刃が髪に入り込んでいく時の食いつきや逃げの感じ



など・・・



笹刃でないチョッピング用のアールシザーなのに



スライドも出来そうな勢い。



もちろん笹刃のカーブスライダーは引っかかりゼロ



で超なめらかなスライド具合・・びっくり



これは仕事が楽しいな・・・楽しい





さすがにメーカーよりもすこし割高で送料やらなんやで



7000円くらいかかってしまうけどコレは価値があるかも・・

 

 

 

 

 

 


ここんとこ店休日になると連続で

技術講習会に行っているのですが、やっぱり

行ったら行ったで面白いです。





色々なやり方、考え方を見てきた上で

店での仕事に生かせればなぁと思っています。



まぁハズレの時もあるのですが・・・悲しい





そういうときは

睡眠学習で声だけ聞いてきます・・・

 


昔、講師の仕事してた時こういう人いたねぇ

 

ホント、困るんだ・・・

 

大体、50人くらいいるとホントに6:2;2の

 

法則が成り立って2割くらいこういう人がいるんです。

 

で、コツとしては逆の2割の思いっきりうなずいて聞いてくれる

 

食いついてくる人の顔を見ながら熱く話すと残りの普通の6割も

 

引っ張っていけるんですね。

 

 

えっ、じゃあ僕みたいな2割は?・・・

 

うーんそれはしょうがない人ね

 




そういえば昔、ホントに睡眠学習機ってあったんですよね!楽しい

枕の中にカセットテープを入れて英語を聞くというヤツ



だいぶ古いけど・・・しょんぼり

 

 

 

 

 

美容院の鏡の謎


美容院の鏡には何か仕掛けがあるのではないか?という人がいます。

ヘアスタイルの再現性以前に自分の姿の見え方自体が家と

サロンとでは違うというお話なんです。



ここで、いいえそんな事はありませんよ!と言ってしまうと

話も膨らまないので

そうかもしれませんね・・・と言ってみる。


で、確かに価格的にも違いがあるかもしれないのです

鏡というのはガラス板に銀のメッキが貼られた作りで像が

ガラスを通して銀に反射することで映し出されます。

しかしこの場合、ガラス板の微細なゆがみなどが像に

大きく影響してしまいます。

このため業務用のものはガラス板のゆがみがなく

ガラス部分の厚さそのものが厚く作られています。

このため家庭用のものよりもよはるかにゆがみが少なく

当然綺麗に映るわけです。


さらに照明も大きな役割をしています。

普通の蛍光灯では青みがかったりしてくすんでしまうけれども、

サロンではダイクロイック・ハロゲンランプというのを鏡に

当てている場合も多いのです。


これは宝石店などでも使われていて、宝石自体に向けて

ハロゲンランプの光が当たっているのでその反射でより

キラキラするのです。


このようにゆがみのない鏡と適切な照明が皆さんの

美しい姿を映し出すのに一役買っているというわけです。


なーんだ仕掛けがあるじゃないか・・・などと思ってはいけません。

このようにゆがみのない鏡と適切な照明で映し出された姿こそが

皆さんの本当の姿なんですから!


ですから本当の美しい姿をこまめに確認しに来られてくださいね。

というお話だったわけです。

メデタシメデタシ。
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