私はどうも痛みには弱いらしい。

私の家族は医療関係なのだが、私が病気や怪我で苦しんだり痛みを訴えても

『たいしたことはないのに大袈裟だ。』 という。

私の痛みの度合いを正確に把握しているわけでもないくせにだ。


例え話だが

かなりのケガであっても、無言で処置を待ってるような患者は

比較的、歓迎されるようだが

「なんとかしてくれ〜」などと、もだえ苦しむような患者だと

どうもそうでもないらしい

しかもそのへんは医療関係者の共通した認識だというから驚いた。



まぁ生死の境い目のような患者をたくさん見るから、素人が痛いとか

深い傷だとか思ってもなかなかそうは思ってもらえないのだろう・・・

わかる気もするのだが。

それはさておき、痛みにはどうしても個人差がある。



同じケガでもすごく痛がる人もいれば、そうでもない人もいる。

つまり同じ刺激でも人によって感じ方が違ってしまうのだ。

これはなかなかやっかいな事だ。

個人の感じる『痛み』を他人に正確に伝えることができたり治療前に

事前に痛みの度合いを把握できたりすれば、

それは非常に画期的ことだと私はずっと思っていた。

そんな私が2年程前に完全に、はめられたのが


 『痛みの基準』 である。



     ↑この記事   日本経済新の(1998年)11月16日付朝刊に掲載


スイスの世界知覚認識学会(ミシェル・ポーター会長)での承認を経て、

『痛みを表す「hanage」と言う単位を、世界で共通の単位

  とする事が正式に承認された』


という記事だ。



国際標準化機構(ISO)により

「長さ1センチの鼻毛を鉛直方向に1ニュートンの力で引っ張り、

抜いたときに感じる痛み」 が 

『 1 ハナゲ  』 と定義されたという。

「鼻の粘膜は、人体の中で一番個人差が小さい。」ために

痛みを客観的数値で表す上で非常に良いという。

これにより性別・年齢・個人の差も最小にできるらしい。


ちなみに足の小指を角にぶつけたときの痛みは、

2〜3Khanage(キロハナゲ)

お産の時の痛みは2.5〜3.2M hanage(メガハナゲ)

と表記するとのこと。
  


私のような事を考えている人が他にもいた事への喜びと

日本人の提唱する単位が、世界基準になったという驚きで

実話だと思い込み、得意げに人に話したところ大ハジをかいた。


間違っても人には話さないように・・・・ショック


 
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