お客様にシャンプーについて良く尋ねられるんですが

 

いろんな誤解が蔓延しているというか刷り込まれている

 

という雰囲気がすごくあります。

 

実は・・・

 

 

シャンプー剤って洗いながらも

皮膜をくっ付けていくものなんですよ



なんて言ったらどう思います??


え〜っ そんなわけないでしょ・・・

 

そう思った方が何をおっしゃりたいか良くわかります。

 

だって髪の毛に皮膜が付いたら悪い成分を閉じ込めたり・・・

 

あれやこれや悪いんでしょ??・・・

 

肌のクレンジングしてないみたいなイメージなんでしょ???

 

 

  いいえ違います。

 

 

だって、あなたの髪はシャンプー後に

 

『 髪がダンゴ状になってクシも通らない!! 』

 

とはなってないですよね。

 

ってことは、

 

すでに、ちゃんと皮膜が付いてるわけで

 

コーティングされているってことなんです。

 

 

 

シャンプーやトリートメントの製造の観点で考えると


その仕組みがよーくわかります。

そしてその販売元の説明とはかなり違った事実がたくさんあることも

わかります。見る



シャンプー剤は

洗浄成分+感触向上成分 の基材で作られています。




 アニオン界面活性剤  + カチオン化セルロース

 (例・パレス硫酸naなど)   (例・ポリクオタニウム10など)



ベースとなる活性剤以外に助剤的に複数の活性剤

も入っていますが基本的にはこの組み合わせが基材です。


 

これによって汚れを落とすと同時に
 
髪に皮膜をくっつけるのです…


簡単に言うと、洗っている時に一定の濃度まで水で

希釈が進んだ時にカチオン性どうしで結合する現象を利用してるんですが

これによって毛髪表面に皮膜ができます。

界面活性剤ですから水を使って油分汚れを・切り離しますが、同時に

プラス帯電(カチオン)のセルロースを皮膜としてくっ付けているのです。



 
カチオンのセルロースやポリマーは疎水性ですから
親水性に傾いたダメージ毛にはとても効果的!

良い働きをしてくれるわけです。拍手



これが普段の頭皮から出る皮脂膜の代わりとなり

洗い上がりを滑らかに保つわけです。

 

 

 

そもそも成分表記で

 

ポリクオタニウムが入っている

 

という時点でもう

 

皮膜成分が配合 ってことなんです。

 

高分子の重合体を表す『 ポリ 』

(ポリエチレン・ポリエステル・・・など)

 

カチオンを表す『 クオタニウム 』

 

ポリクオタニウムには10とか64とかインキ名に

 

登録された順に番号が付いていて

 

それが種類を表しているだけで全てが

 

カチオン化高分子の皮膜成分なんです。

  

 

ちなみにですが

 

 ポリクオタニウムー64

 

 2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン

 

 リピジュア

 

↑これらは3つとも全部同じものなんですが・・・

 

メーカーによって売り方があるので、成分をわかりやすい

 

表記で強調したり、わかりにくい表記にしたりとかもあるんですね。

 

 

 

聞いたことのある説明と違う・・・

と思うかもですが、コレは真実です。




それどころか製造メーカーの人にとってはこの処方の理論は

誰もが知る常識で20年かそれ以上前からずっと使われています。

(※現在ではこの組み合わせの理論・メカニズムについて論文まで出ています)


レベルは違いますが昔のリンスインシャンプーも

この理論から派生したものです。

現在、販売されているシャンプーでこの理論で作られていないものは

おそらくゼロでしょう・・・
ラッキー
 

もしもメーカーの人に

 

「 洗浄成分だけで作ってください! なんて言ったとしたら  

 

 あのねぇ・・・・と、笑われます。(そんな事は言いませんけども)あっかんべー


実際に界面活性剤だけの 試薬を使って、カラーなどをしている普通の髪の毛を洗うと

激しいキシミと、からまりで髪がとんでもないことになってしまいます。
悲しい


商品として全く成立しないのです。


「 髪の毛を洗うモノ 」というのは

瞬時に同時進行で皮膜ができるものでないと作れないのです。

 

洗浄成分だけのシャンプーなんてもちろん作れないんです。

 





洗浄成分と、感触向上成分 この両方が入っていて始めて

「 髪の毛を洗うモノ 」として成立できるのがシャンプーなのです。




え〜っ、!? じゃあノンシリコンてのは??

界面活性剤 + カチオン化セルロース等の基材にプラスして

ジメチコンなどのシリコンが配合されているか、いないかだけの違いなんです。

ですから原材料費の高価なシリコンが入っていないだけ製造原価が安く

できるだけの話。

皮膜が出来ることでしっとりするいつもの仕組みには何の変わりもありません。

「 ノンシリコンなのに潤う!! 」なんて商品があるのも

こういう仕組みだから当たり前なんです。楽しい


ただシリコンが入っていない分だけ「 サラサラ感 」 などは少し劣りますから

それは ペアのトリートメントを使ってください・・・とか

    悪いものが落ちてる証拠です・・・(感心するほどのこじつけ)

          なーんて怪しい説明になってるわけです。

 

 

 

ちなみにこのペアのトリートメントには一般的に

 

ベヘントリモニウムクロリド(第4級カチオン界面活性剤)

 

が入ってますからこれでまた表面に皮膜を付けるんですね。

 

 

要するに傷んだ髪(マイナスに帯電)をシャンプーして

 

ポリクオタニウム(プラスに帯電)でくっ付けて皮膜を張り

 

さらに上からトリメンの4級カチオン(プラスに帯電)で

 

2重にコーティング!!

 

2重の皮膜をしっかりくっ付けた事で

 

しっとり潤いますよ!・・・・

 

というのが種明かしなんですね。

 

ごく当たり前ですけど 楽しい

 

 

 

(これらの成分は特に何も悪いもんじゃないんですが)



無理やりにシリコンやら皮膜を悪者にして、

  シリコンや皮膜成分がはいってない!

  髪の皮膜成分を取り除く!

  髪に残った悪い成分?を取る!


なーんて謳い文句のシャンプーもいろいろあるようで

 

乗せられた人もいると思いますけども

 

ただの販売戦略なんですよね 楽しい

 

実際にはそう作られてはいないんです。

 


シャンプーであれば、洗った瞬間に髪に

 

皮膜をくっ付けるように出来てるわけで

そういう処方にしないと商品になりませんから・・・

 


美容についての誤解が広がらないように、たまには

 

真実は明らかにしないとね・・・楽しい

 

 

そういうことも含めて美髪に効果のあるシャンプーも

 

お店で取り扱っていますので興味のある方は

 

相談してくださいね!(真実を語りますので)




 

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