セニングシザーというのがあります。
いわゆる『 スキバサミ 』 というやつです。
これにも櫛刃の目数や形状などに種類がいろいろあって
30%カットとか、15%カットとか、5%カット
カット率が違いますよ・・・なんていって売ってるワケです。
でも櫛刃の間に挟まった髪の毛を棒刃が押し込んで切断
する原理なんだから考えたらおかしな話なんですよね。
例えば、櫛刃の溝に30本の毛が挟まるスキバサミで100本の
毛束をはさんだ場合、切断される髪は30本ですから
これは比率的にはそのまま30%カットですね!
でも1000本の毛束であろうと500本の毛束で
あろうとも、どんな本数の毛束を持ってこようとも
やはりそのハサミの1回の開閉に
切断される髪は30本なんだから
カット率30%のハサミなんてありえないわけです!
30本以上は溝に挟まらないんだからね・・
切られようがないわけです・・・・
結局イメージだけなんですね。
当たり前の事なんだけど、実は売られてるモノって
結構ウソが多いですね。