習字や国語に詳しい方であれば当たり前かもしれませんが、
改めて「左」「右」 の漢字を見てみますと
明らかに払いの長さが異なるのです。
厳密に言うと横棒の長さも違うのですが、現在のPCのフォントでは
それほど再現されておりません。
ただ、払いは厳密に異なり、更にそれによって書き順も異なってきています。
「スマホ」「PC」が主流となる今、もはや
書き順を意識することはなくなりました。(私だけかもですが)
―書き順や長さが異なる「左右」
左右の書き順について
「ノ」→「ナ」→「右」
「一」→「ナ」→「左」
これは「左右」の漢字の原型が「手」によるもので、
その手となるものが一番最初に書かれることから
今の書き順となったそうで。
※ 右の手は「ノ」で、左は「一」が手にあたるということです。
その名残として「払い」の長さが異なるということのようです。
PCやスマホ主流の今、字というのは完成していれば
それでいいかのような雰囲気にどんどんなってるような気がします。
いい事なのか悪い事なのか・・・